SV S1最終346位(最終レート2203)祈りのパーモットセグレイブ軸

初めまして,Kayと申します.

SVのシーズン1で最終3桁に残ることが出来ましたので,構築の記録も兼ねて構築記事を残させていただきます

耐久調整などの努力値配分など勉強不足・考察不足で甘い部分も多々ありますがご容赦ください.

なお,構築のベースは下写真のものになりますがテラスタイプを中心に個体をコロコロ変えていたので,個体紹介が複数になっている場合もあります.

 

最終順位:346位

最終レート:2203

【構築経緯】

ランクマッチ開幕当初は受けループを使っていたのですが僕の実力では勝つのが難しかったため、剣盾の禁伝1〜2体環境と同様に、通したいエース枠を決めてそれを通す方針としました。

 

最初ははちまきカイリューを使用しましたが、シーズンが進むにつれて通りが悪いと感じたので、耐久があり4倍弱点のないセグレイブをエースとすることに。
今作は強い天然勢がいるので技範囲を広げたほうが通しやすいと思い竜舞型ではなくチョッキ型を採用。

 

セグレイブは鋼テラスサザンドラが重かったのでスカーフ型でもサザンドラを上から叩けるパーモットを採用。

 

絡めて対策にサーフゴー、クッション兼削り枠にへイラッシャとキョジオーンを採用。

 

ここまで物理ばかりだったので特殊高火力枠が欲しくなりました。一旦はフェアリーテラスメガネロトムを採用するもメタが回って通りが悪くなったのでウルガモスに変更。
ステルスロックを撒いてくる構築が増えて来てからはステロがきつすぎたのでHB厚底ブーツウルガモスに変更しました。

 

技構成、持ち物、努力値、テラスタイプを対戦を重ねる中で環境に合わせて適宜変更していきました。

 

【個体解説】

①セグレイブ@とつげきチョッキ

特性:熱交換

性格:いじっぱり

努力値:232-252(↑)-0-*-0-20

テラスタイプ:電気 (or 氷)

技構成:つららおとし・こおりのつぶて・じしん・テラバースト

   (氷テラスならテラバーストはきょけんとつげき)

 

耐久と火力を重視した努力値配分。メガネロトムや同じような型のセグレイブを抜けるようにSに20振りました.シーズン中盤以降流行したメガネロトムの上を取れました.

2体目のサーフゴーなどにも削りを入れて次に繋げられるなど耐久に振ったことが生きた場面は多かったです

(遅い分サーフゴーやセグレイブなどが相手の場合は下から立ち回ることになるのは割り切って動いていました)

テラスタイプは電気・氷を主に使用しました。
(草テラスも使いましたがは弱かった印象があります,)

終盤電気テラスタルが読まれるようになったので氷テラスで高火力つららおとしをぶっ放していました.

じしんを採用することでラウドボーンにテラスタルを強制することができます。ラウドボーンのタイプ変更後はつららおとしのひるみでおんみつマント持ち以外は大体突破できます.

アーマーガアは電気テラスならテラバースト,こおりテラスなら後出しアーマーガアをつららのひるみ込みでだいたい突破可能です.

②パーモット@きあいのタスキ

特性:鉄の拳

性格:ようき

努力値:4-252-0-*-0-252(↑)

テラスタイプ:でんき

技構成:インファイト・でんこうそうげき・マッハパンチ・さいきのいのり

 

おそらく最強の偽ピカ枠

S種族値105とガブリアスを抜いているのを生かしたいのでようきで採用.マッハパンチのリーチを伸ばすために特性は鉄の拳を採用。

後発から出してセグレイブを復活させたり,高いSや先制技を活かしたスイープ性能優秀でした.電気テラスでんこうそうげきはHBヘイラッシャに65%以上入ります.

ただ,耐久はペラペラなのでドラパルトのドラゴンアローに震える毎日でした.

 

③サーフゴー@こだわりスカーフ

特性:黄金の体

性格:臆病

努力値:4-*-0-252-0-252(↑)  

個体値あまえて攻撃個体値5くらいのを使っていました

テラスタイプ:ひこう(or ノーマル)

技構成:ゴールドラッシュ・シャドーボール・トリック・自己再生(or きあいだま

 

最強特性を生かしたあくびループ・きのこのほうし対策枠.主にカバルドンやヘイラッシャ入りになげていました.

シーズン中盤まではHBおんみつマントを使っていましたが、ヘイラッシャ・キョジオーン以外を相手にする場合の汎用性に欠けていると感じたので最速スカーフで上から殴っていけるようにしました.

ガブリアスのじしんで飛ばされてしまうことが多かったこと、ヘイラッシャの地割れ対策をしたくなったので最終的に飛行テラスとしました.

 

④ヘイラッシャ@ゴツゴツメット

特性:天然

性格:わんぱく

努力値:252-0-252(↑)-*-4-0  

テラスタイプ:くさ

技構成:じわれ・ゆきなだれ・あくび・ねむる

 

クッション役のキョジオーンとヘイラッシャがマスカーニャに弱く、連戦でボコボコにされたので草テラスにしました.
(実戦で使ってみてフェアリーか飛行の方が強いと思いましたがテラスピースが足りませんでした.)

ハチマキカイリューが重かったため削りを入れるためにゴツゴツメットを採用。持ち物は食べ残しと迷いましたが、セグレイブやパーモットでスイープを目指す本構築においては削りを入れられるゴツゴツメットの方が合っていたかなと思います.

 

⑤キョジオーン

特性:清めの塩

性格:わんぱく

努力値:252-0-232(↑)-*-4-20

テラスタイプ:ひこう(or ゴースト)

 

ほとんど選出しませんでしたが、相手の構築のおんみつマント持ちの選出を強制するなど選出段階の圧力が強かったと思います.塩漬け守る身代わりで無対策の相手を積ませる動きはやはり強いですね.僕自身相手に何回もつまされました.

一度相手の身代わりキョジオーンにS負けてつまされたのでS20割いています.

⑥-1 ウルガモス@あつぞこブーツ

特性:ほのおのからだ

性格:ずぶとい

努力値:252-*-252(↑)-0-0-4

テラスタイプ:みず

技構成:ほのおのまい・ギガドレインちょうのまいあさのひざし

 

シーズン最終盤までは炎テラスメガネオーバーヒート型を使っていましたが、ステロがきつかったので変更しました。相手の物理アタッカーに後投げして機能停止を狙う、積んで全抜きエースになるなど機能したときは本当に強かったです。

 

⑥-2 ウルガモス@こだわりメガネ

特性:ほのおのからだ

性格:おくびょう

努力値:4-*-0-252-0-252(↑)

テラスタイプ:ほのお

技構成:ほのおのまい・オーバーヒート・ギガドレインむしのさざめき

 

Sの遅いポケモンが多い構築に対して初手になげて焼き尽くしていました。無難に強い。

 

【選出・立ち回り】

基本選出:セグレイブ+パーモッド @1
ステロを巻いてきそうな構築:セグレイブ+ウルガモス orサーフゴー @1

カイリューいりにはへイラッシャ、カバルドンモロバレルいりにはサーフゴーをだすことが多かったです。

初手に600属ドラゴンを出してくる構築が多かったので、初手セグレイブを選出して以下の立ち回りをすることに自分の中で決めていました。

①vsガブリアス

炎か鋼テラスを切ってくる事が多かったので、テラスタルを切ってじしん→こおりのつぶてで対面突破を狙う。

②vsドラパルト、サザンドラ

ラスタルを切って氷柱落とし→こおりのつぶてで対面突破をねらう

 

2体目以降がでてきてからは相手の他のポケモンをみて、クッション役に引くか突っ張って削るか決めます。最終的にはゴツメや塩漬けなどのスリップダメージを駆使してパーモットのマッハパンチやさいきのいのりで復活させたセグレイブでスイープすることを狙います。

 

【重いポケモン

カイリュー

ハチマキ、ラム龍舞、炎の渦アンコールとどの方も強いし対策方法が違うのでとてもきつい.多分一番負けたポケモン

ブラッキー

セグレイブのひるみで突破か、相手の他のポケモンにテラスタルを切らせてからパーモットを展開しないとなかなか倒しきれない.タイプ一致インファイトブラッキーくんはなぜ耐えるんでしょうか.

剣舞ドドゲザン

パーモットのマッハパンチ圏内に入れてない状態で積まれると厳しい

・壁構築

エスパトラ、龍舞セグレイブにボコボコにされました.

・キョジオーン

やっぱりおんみつマント大事

・後発ででてくるはちまきドラパルト

 

【最後に】

環境の周りが早すぎる今環境、テラスタイプとともに「よく通る立ち回り」をどれだけ自分の中で確立できるかが大切なのかなと感じました。本構築ではキョジオーンとウルガモス枠があまりしっくり来ておらず、もっと構築を煮詰められていればさらに上位を目指すことができたかもしれません。

 

SV最初のシーズンで目標にしていた3桁に到達できたので僕としては満足です。

対戦いただいた皆様、ありがとうございました。